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駿河の古材

現在、日本国内に30万軒存在するといわれている古民家が毎年1万軒づづ壊されているそうです。このままいくと30年でなくなる現状の中で、伝統・歴史を持つ古民家の保存・再利用は知恵と技術を後世に伝える上で大変貴重で重要な事だと考えております。
重量感のある軸組みは、太く立派です。その大黒柱・小黒柱のように家の中心にあって、太い梁、桁を支える姿は、構造を超えた威厳さえ感じさせます。しかし古民家が100年以上生き続けてこられたのは、単に木材が太いからだけでは無く、軸組みを組んだり、外したりできる「継手」「仕口」などの、組み上がると丈夫で、ゆるぎない骨組みを造り、必要に応じて、外す事もできる構造も要因のひとつです。
古民家が再生されて現代によみがえるのも、この伝統の継手も仕口が何度でも組み直しが効くからに違いありません。又、気候風土に合った地元の材料を使用し、「わら・土・紙・竹・石」など自然素材・天然素材を有効に利用し、特に家の中では、かまどで木を燃やし、煙でいぶすなどして、害虫にも強い古民家が長い年月を掛け作り出されたのです。
古材写真@ 古材写真A 古材写真B
【駿河の古材】有限会社シティアートでは、これらの歴史ある古民家を、再利用する事に重点を置いています。移築・新築時の古材使用・またオリジナル家具の製作など色々な形で、古材を現代に甦らせたいとおもっております。
  解体風景@   解体風景A   解体風景B  
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