シティアートでデザインから施工まで手掛けた住宅や店舗のご紹介です。

追分の家

 

シティアートの在庫にある古材や古建具を組み合わせて古民家風では無い、和モダンな住宅を作りました。

 

玄関扉や部屋の間仕切りに古い建具を加工して使用し、床や天井などの木部は黒く塗装せず、白木のままの明るい仕上げとしました。

 

床材はペット対策として、傷のつきにくいフローリングを使用しています。
勾配天井は細かい間隔で配置した杉の登り梁をデザインのアクセントとして見せ、天井面は漆喰ペイントで仕上げました。漆喰ペイントは和風に合う仕上げとしてはもちろん、ホルムアルデヒド等のシックハウスの原因物質を吸着する自然素材です。

 

外壁は不燃板を貼った上に塗装で仕上げ、屋根には軽量瓦を使用して耐震と防火のための対策を十分に行っています。外壁下地には遮熱シートを使用し、省エネ対策も施しました。

 

古い和風の素材は好きだが、建物全体を古民家風にするのには抵抗がある、
そんなお客様に提案する新しい和風のデザインです。

 

 

 

 

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木毛セメント板の家

 

むき出しの配管とサビの付いた鉄の手摺。素朴な素材感のある材料を組み合わせて、古い倉庫や工場のようなビンテージ感を大切にした空間を目指してデザインした住宅です。

 

壁の素材は、工場や防音室などで良く使われている木毛セメント板という材料を使い、表面はローラー塗装仕上です。壁紙をどこにも使用せず、年月が経って汚れが目立つようになってもＤＩＹの範囲で簡単に補修できるようにしました。

 

ダイニングテーブル脇の壁や手摺は鉄でできており、あえてサビさせてから汚れがつかないように透明の塗装で保護してあります。鉄には磁石がつくので、コルクボードのように色々貼り付けて使用できます。照明器具や家具もホーローや鉄と木を組み合わせたものを選び、ドアハンドルにもこだわって、本物のビンテージの金物を使用しています。

 

こちらの建物はすでに完成し実際に使用されていますが、いつでも見学可能です。お問合せページよりお申込み頂いた後、日程の調整をさせていただきます。お気軽にお申込みください。

 

 

 

 

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スニーカーカフェ　マグフォリア

 

この店舗は、オーナー様から出店計画の依頼を受ける際に「アメリカにある古い店のようなゴチャっとした雑多な雰囲気」というイメージを明確にお伝えいただき、それを実際の形にしていくためにお客様とともに作り上げたお店です。

 

元々1階で店舗を営んでいた建物の、1階部分の改装と入口アプローチ、店舗外観の改装をしています。

 

外壁のスパンドレルは店のイメージに合う古い味が出ているためそのまま残し、タイルや木製ドアを取り付けることで既存店舗の雰囲気を消しています。また木部や鉄部はビンテージ感のある、緑がかったグレーで塗装しました。

 

お客様との対話を大切にしているオーナーのもう一つの希望が商品の販売をするだけの場所にせず、お客様と話ができる空間にしたいということ。店舗の一角にソファと本棚を配置し、サロンスペースとして会話が楽しめる設計です。

 

内部外部の塗装をワークショップのようにオーナー様やお友達と一緒に仕上げたり、私たちも楽しみながら工事をやらせていただきました。ビンテージの空気感と手作りの味わいを感じられる独特な空間です。